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自死についてー生きることと、死ぬことの価値
今年に入ってから、私の周りで二人目の自ら命を絶つ人が出た。 警察庁のWEBサイトによれば、今年の9月までですでに1万5千人が自殺をしている。新型コロナウイルスで亡くなった人(国内)の約9倍だ。 私は別に自殺者の数の方がよっぽど多いから、感染対策... -
誤字会となくし物
いそのは葉っぱ好き 9月の初めに誤字仲間のオレンジさんと誤字会を発足させた。誤字会のミッションとビジョンは下記の通り。 ミッション:どんと来い誤字の精神を世に広める ビジョン:誤字への理解・価値創造における産学連携の場を提供する 誤字会メン... -
髪色が金でも青でも緑でも、自分で決めたわけじゃない
私の周りにいる5人くらいの間で、いそのの右側の襟足が金髪であることが話題になっている。 しかし本日この金色は訳あって緑に変化した。しかもこの髪色の寿命はどう頑張っても1週間くらいらしく、洗ったらその場で消えるらしい。(とりあえず明日の「他... -
どうなりたいかは決められないけど、どうありたいかは決められる
磯野さんが講座で言っていたことが私の生きる指針になった。 FILTR人類学講座「他者と関わる」を第1クールで受講した、「来週還暦なのよ〜」とカラッと笑う女性から突然こんなことを言われた。 こんな人生の先輩にそんなことを言われると思ってもいなかっ... -
「誤字会」という試み
私のTwitterをみている人はすでにお気づきと思うが、私は誤字大魔神である。 大学くらいから友人に指摘され続け、「どうやらニュートンやアインシュタインも誤字が多かったらしい」というあやふやな情報を披露しては「そうやって開き直る問題ではない」と... -
リスペクトが洗剤に見えてくる
1年前くらい前からずっと気になっていることがある。 なぜ「敬意を払う」・「尊敬する」は「リスペクトする」に変わってしまったのか。言葉は変わってゆくものだけれど、この変化はどうもしっくりこない。 初めて「リスペクトする」を使い始めたのはプロレ... -
センター街に朝は来ない。でも夜は終わる
思うところあって午前6時にセンター街に行く。 太陽に照らされるゴミだらけの路上には、閉店まで飲み明かしただろうたくさんの若者たち。仲間に囲まれながら排水溝に吐いている男の子。どうみてもナンパしている彼(こんな時間に成功するのか?いや今だか... -
書くことは未来の出逢いに賭けること- 『急に具合が悪くなる』を読んでくださった皆さまへ(最終回)
私、生きちゃってる 「私、生きちゃっている」 8月の半ば、大学を卒業したばかりの女性が、いきなりそんなことを私の前でこぼしました。こういう悩みは俗に「中2病」などと言われて揶揄されがちなものかもしれません。 でも私は思います。この吐露に確か... -
いつも「たまたま」に救われる
FILTRオンライン人類学講座「他者と関わる」は第2クールも無事満員御礼となりました。 さて本日はこの講座を裏で支えてくれている二宮明仁さんについてです。 Twitterで独立します、とつぶやいた後、「ちゃんとやっていけるのか?(お金の意味で)」とい... -
オンライン講座「他者と関わる」を第2クールの応募を開始します
7月にご案内を開始した人類学講座「他者と関わる」ですが、たくさんのお申し込みを頂いたため、第2クールを10月より開始することに致しました。 第2クールチケットの一般販売を8月29日(土)20時より開始いたします。受講を希望される方は、ぜひチケット... -
共著者が倒れる−「急に具合が悪くなる」を読んでくださった皆様へ(20)
去年の七夕に宮野さんが救急搬送されてから、ある人がかけてくれた忘れられない言葉があります。 「真穂の決断は、宮野さんの決断。宮野さんの決断は真穂の決断。宮野さんと真穂は仕事のパートナーなんだから、片方が倒れたときは、立っている方の決断が二... -
あなたにとって世界は「大丈夫な場所」ですか?
先日ある方から“おそるおそる”一冊の本をもらった。タイトルは「キリスト教は役に立つか」(新潮選書)、著者は牧師の来住英俊さんである。 日本の面白いところの1つは「宗教」というだけでいかがわしい人扱いされることである。とはいえ、それは違うポス...