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文化人類学/医療人類学
『汚穢と禁忌』ー難関は1章、9章、そしてゾワッとする10章
手強い1章と9章を乗り越えると、「生きるとは何か」を問う10章が待っている。/恩師・波平恵美子さん、とうとう登場 -
人類学者の暮らし
あんなに言おうと決意したのに言えなかったこと
歩いているときはあんなに言おうと決意していたのに.... -
文化人類学/医療人類学
「古典」と言われるものには生き残ってきただけの理由がある/『コロナとバカ』ビートたけし
芸能人のエッセイが突然読みたくなり、ビートたけしさん『コロナとバカ』(小学館新書)をkindleで購入して読んだ。こういう時、kindleは助かる。 実はこの本、コロナのことはあまり書いてない。でも面白いことには変わりなく、その中にはこんな一節が。 ... -
出版書籍について
どうして「どく社」 から出版されたの?/『「能力」の生きづらさをほぐす』(勅使川原真衣 著)の執筆伴走にあたって
どく社さんに原稿をお願いした理由 おかげさまで好評をいただいている『「能力」の生きづらさをほぐす』(勅使川原真衣 著)。 版元さんは、大阪にあるどく社さんですが、この本で始めて「どく社」を知った方も多いのではと思います。それもそのはず。なぜ... -
文化人類学/医療人類学
保護中: FILTR人類学講座 「人類学の古典に親しむ」:レビューシート&ご返信
FILTR✖️新潮選書『人類学の古典に親しむーメアリ・ダグラスというエアポケット』のレビューシートです。提出くださった皆様には、講師が1つずつ返信を入れています。当講座の受講生のみが閲覧可能です。 -
人類学者の暮らし
必ずやってくる朝に向け朝を作ろう
去年の11月頃からだろうか。メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』の講座を始めたあたり、特に4章と5章を読み込んだあたりから、「必ずやってくる朝に向け朝を作る」ことをかなり意識している。 どうも私はいろいろなことを深刻に受け止めすぎる傾向があり、人... -
文化人類学/医療人類学
「それは単なる”おまじない”」と切り捨てていいのだろうか?
受験生は、勉強を一切せずにキットカットだけ食べれば試験に受かると考えているわけではない。勉強を頑張った上で、キットカットを食べる。「おまじない」は工夫と努力を尽くした先に現れる -
出版書籍について
『ダイエット幻想』3刷にあたって ー承認欲求を否定しながら、刺激する社会をいかに生きるか
2023年1月12日に『ダイエット幻想』重版(3刷)のご連絡をいただきました。それに際し、本書発刊時にnoteに書いた文章を転載します。3年前に記した『ダイエット幻想』に込めた挑戦は多少なりとも成功をおさめたのかもしれません。 -
人類学者の暮らし
羽毛布団の洗濯がすごかった…
21世紀の洗濯、お玉、しゃもじなど。 -
人類学者の暮らし
今更ながら「君の名は。」
2016年に公開された「君の名は。」を今更ながら観た。 私たちは、生まれてから今までに至る全てのことなどとても覚えていない。 思い出そうとしても思い出せないこと、覚えていようと思っても忘れてしまうこともたくさんある。 でも、その覚えていられなか... -
文化人類学/医療人類学
古典の読み方 (3) メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』-あっさり手放さない、という読み方
"最近読んだ本は、どれも最初から最後まで読んだら終わり。忙しければ太字だけを読んで終わり。読み返すことはなく、手放してを繰り返していました。しかし、『汚穢と禁忌』は、あのページに戻ってみよう、この何気ない一文が○章に繋がるのか、と新たな発見を繰り返しています。むしろ繰り返し読まずにはいられないです" -
講演・講座・イベント
なぜ勉強をするんだろう-教えるのをやめたら生徒の成績が伸びた話
12月28日は愛媛県西条市にある学習塾・伸進館にお招きいただき「なぜ勉強するんだろう」というタイトルで人類学の講義をさせてもらった。 伊予西条駅 なぜ勉強するんだろう 塾長の重松さんにお招きいただいたきっかけは下記の朝日新聞のインタビュー記事。...