文化人類学/医療人類学– category –
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文化人類学/医療人類学
保護中: FILTR人類学講座 「人類学の古典に親しむ」:レビューシート&ご返信
FILTR✖️新潮選書『人類学の古典に親しむーメアリ・ダグラスというエアポケット』のレビューシートです。提出くださった皆様には、講師が1つずつ返信を入れています。当講座の受講生のみが閲覧可能です。 -
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「それは単なる”おまじない”」と切り捨てていいのだろうか?
受験生は、勉強を一切せずにキットカットだけ食べれば試験に受かると考えているわけではない。勉強を頑張った上で、キットカットを食べる。「おまじない」は工夫と努力を尽くした先に現れる -
文化人類学/医療人類学
『ダイエット幻想』3刷にあたって ー承認欲求を否定しながら、刺激する社会をいかに生きるか
2023年1月12日に『ダイエット幻想』重版(3刷)のご連絡をいただきました。それに際し、本書発刊時にnoteに書いた文章を転載します。3年前に記した『ダイエット幻想』に込めた挑戦は多少なりとも成功をおさめたのかもしれません。 -
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古典の読み方 (3) メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』-あっさり手放さない、という読み方
"最近読んだ本は、どれも最初から最後まで読んだら終わり。忙しければ太字だけを読んで終わり。読み返すことはなく、手放してを繰り返していました。しかし、『汚穢と禁忌』は、あのページに戻ってみよう、この何気ない一文が○章に繋がるのか、と新たな発見を繰り返しています。むしろ繰り返し読まずにはいられないです" -
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検索に今を支配されないためにー共同通信配信「論考2022」 担当終了に思う
情報の洪水が、「今」を「過去」にして一瞬のうちに流してしまう。その上、「検索すればいいや」と思える今は、記憶そのものの価値自体を弱めているのかもしれない。そこで思い出すのが、「歴史の反対は検索ではないか」と問うた評論家・與那覇潤さんの言葉である。 -
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ハイジはアニメになり、人間はツルツルになる – 21世紀の理想の身体
全身加工社会は、 憧憬の対象としてどんな身体を描く? 暮らしのオンライン化が進む現在、それが「アニメの身体」であってもなんら不思議はない。 -
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「やりたいことをやればいい」と言われても、あなたはあなたのやりたいことを知らない – 自分らしさってなんだ?
人間は自分が何を欲望するかを知らない生き物だ -
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時事問題と人類学
今年1月から共同通信が全国の地方紙に配信する「論考2022」を担当した。早いもので来月で私の担当は終わり。 -
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古典の読み方 (2)ー『汚穢と禁忌』が全然理解できないあなたへ
『汚穢の禁忌』を読み始めたんだけど全然わかりません...という声が受講生の皆さんから届いています。 -
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古典の読み方(1) メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』-呪術と奇跡ってなんだ?
『汚穢と禁忌』を「汚さ」の話だけで終わらせるのは本当にもったいない。例えば、「汚さ」の議論からやや遠ざかる第4章「呪術と奇跡」はその最たる箇所。「おまじないなんて、科学的思考ができない人が行う意味ない行為」といった冷ややかな目線や嘲笑を、ダグラスは華麗に跳ね飛ばしていく。 -
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それは男か人間か?ーマルセル・モース『贈与論』にみる翻訳
フランスの人類学者(*) マルセル・モースによる 『贈与論』(ちくま学芸文庫)は、言わずと知れた人類学史上の名作中の名作の1つである。 -
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食べること、社会の中で生きること with 西原珉さん @秋田市文化創造館
どこもかしこも人口減で、限界集落みたいなおどろおどろしい言葉も踊るけど、細かく見てゆくとこういう元気な場所もある。 絶望だけじゃないよね、と思った一日でした。