2021年– date –
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メディア掲載
「女」だから仕事の依頼が来るということ
今年の春、友人の水野梓さんがWithnewsの副編集長に任命された時のことを記事にしていた。 「女性だから任命した」と伝えるモヤモヤ withnewsスタッフブログ 「ジェンダーバランスを考えても、編集長と副編集長の計3人が全員男性というのはよくないよね」... -
人類学者の暮らし
「頑張る」を擁護する
【風当たりの強い「頑張れ」】 この数年「頑張る」への風当たりが強い。「頑張れ」なんて言ってしまったに日は、方々から非難が飛んでくるのでは、というほどだ。 でも、改めて考えてみたい。「頑張る」はそんなにダメなのか。 確かに「頑張る」には問題も... -
文化人類学/医療人類学
「想像する方法」としての人類学者のフィールドワーク
月初旬から国内のある離島で新しいフィールドワークを開始し、第1回目が今日終了した。帰りの船中でこのブログを書いている。 【フィールドエントリーの難しさ】 人類学のフィールドワークでまず一番難しいのは、フィールドに入る時じゃないかと思う。事前... -
出版書籍について
友の命日に
ちょうど2年前の今日、京都に向かう新幹線の中で彼女の訃報が届いた。どこかでこの瞬間が来ることは覚悟していたけれど、昨晩電話で話した人ともう今日は話せない。 彼女が急に具合が悪くなって、死んでいくまでを共にしてから、自分は明日死ぬかもしれな... -
メディア掲載
「急に具合が悪くなる」韓国からお便りが届きました
「急に具合が悪くなる」の韓国語版発売から1ヶ月と少しが経ちました。韓国ではすでに3刷、4刷も準備中とのことです。 この本を発刊してくださったDadalibroのキムさんより、読者の感想も含めたお便りが届いたので、許可を得て公開をさせてもらいます。 ... -
人類学者の暮らし
033: 続けることの大切さ- 独立1年目を振り返る
知っている人はすでに知っている話ですが、私は昨年度より大学の外で研究者として活動することを決めました。活動の重要な一環として、二宮明仁さんの協力を得て始めた講座が、FILTRオンライン人類学講座「他者と関わる」です。 前回のポストで書いたよう... -
文化人類学/医療人類学
032: FILTR人類学講座「他者と関わる」でやったこと
2019年7月より始めたオンライン人類学講座「他者と関わる」。 どうなるのか全く読めない中、とにかく初めて見た企画でしたが、一つのクール(5回/週2回)を4回続けることができ、3月に無事終了となりました。 最終アンケートでは9割の方(回答率6.5... -
メディア掲載
『急に具合が悪くなる』が海を渡ります
3月19日に『急に具合が悪くなる』の韓国語版が発売されることになりました。 韓国語のタイトルは『偶然の疾病、必然の死――死を前にした哲学者が医療人類学者と交わした言葉』 カバー周りにはあるのはこんな言葉。 明日すぐ終わるかもしれない人生だけど私... -
出版書籍について
2月とシューレと宮野さん
2月は思い出深い月の一つだ。 私は2016年から「からだのシューレ」というワークショップを企画している。シューレをはじめたときのメンバーは、私とそれを手伝ってくれる林さんの2人だったけど、今はそこに管理栄養士の真美さん、プラスサイズモデルのなお... -
人類学者の暮らし
ワードとエクセルをアンインストールする
Macが「OSをアップグレードしましょう」と毎日声をかけてくれるので、catalinaからBig Surへのアップグレードを試みることに。 そしたら、「ストレージが足りなくてダウンロードできません」と言ってくるではないですか。 なので、Dropboxでスマートシンク... -
誤字会
海外ドラマ風誤字会
2020年9月発足、誤字会。 初の試みは、家で無くし物をしないよう、よくなくす日常の品々をまとめて決まった場所に戻すことであり、我々はこれを1ヶ月続けた。結果、会長・オレンジと書記の磯野は、目覚ましい成長を見せ、モノを元に戻すことはだいぶでき... -
誤字会
誤字会会長・オレンジさん🍊の緊急寄稿
昨年秋、いそのさんより誤字会会長の任を拝命致しましたオレンジと申します。 会長職をオファーされるぐらいですので私もいそのさんと同じく誤字が多いのですが、関連する特徴として、特に数字・方向・時間の感覚のまずさには各方面からご支持をいただいて...
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