さて、どうやって生きていこう– tag –
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文化人類学/医療人類学
東工大着任と「応用人類学研究所・ANTHRO(アンソロ)」設立のお知らせ
4月1日より、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院に教授として着任することになりました。それに当たって、「応用人類学研究所・ANTHRO」を発足します。 -
文化人類学/医療人類学
在野研究者として生きるということ❷ーお金についての真面目な話
人文は「売れない」と言われますが、本当にそうなんでしょうか?在野の人類学者として4年間過ごした経験をもとに疑ってみました。 -
人類学者の暮らし
在野研究者として生きるということーお金についての真面目な話
本日のポストでは、あからさまには聞いてこないが、皆随分関心があるんだろうな、と感じるお金のことについて書いてみたい。 わかりやすくいうと、私がこの4年間、どのようにお金をやりくりしたのか、ということ。在野研究者として活動した期間にやってきた仕事の報酬について思ったこと。 -
出版書籍について
恩師の言葉とやるべきこと
「それは人類学ではない」、「人類学としてはちょっと...」、「引用する価値はない」といったことを自分の著作について複数の人類学者から繰り返し言われた時期がある。 わかりやすくいうと、それら言葉に私はかなり参ってしまった。 人類学は、権威性に疑... -
人類学者の暮らし
100年後も読まれる本があるとするのなら
7月22日は、『急に具合が悪くなる』を一緒に書いた宮野真生子さんの命日。 これまでの命日は、ひとりでこの本を前日から振り返っていた。でも、あれから4年経ち、どなたかと本書を語ってみたくなったため、読書会を開催することにした。 とはいえ、そう決... -
出版書籍について
人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である
人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である 。 私の大好きな人類学者の一人、クリフォード・ギアツが『文化の解釈学』の中で述べた一節だ。 久しぶりに原著を開いて確認するとこうある。 Believing, withMaxWeber, that man is an animal su... -
文化人類学/医療人類学
本を通じて時代を超えて自分を肯定されたような、そんな気持ちになりましたーメアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』
FILTR人類学講座『汚穢と禁忌』最終回へのレビューシート返信がようやく終わった。 文字数にして1万5千字を超える量があり、かつそれぞれの内容に厚みがあったため答えるのに時間を要してしまった。 その中に表題にあるようなこんな言葉を寄せてくれた方... -
人類学者の暮らし
notion AIに書店で見かけた「お金持ちの100の習慣」についてブログを書いてもらった話。
本屋で目にした「お金持ちの100の習慣」みたいな本についての読後感をNotion AIに書いてもらった話。 -
出版書籍について
『ダイエット幻想』3刷にあたって ー承認欲求を否定しながら、刺激する社会をいかに生きるか
2023年1月12日に『ダイエット幻想』重版(3刷)のご連絡をいただきました。それに際し、本書発刊時にnoteに書いた文章を転載します。3年前に記した『ダイエット幻想』に込めた挑戦は多少なりとも成功をおさめたのかもしれません。 -
メディア掲載
誰かに指摘される「あなたらしさ」をどう扱うか。
「誰かに指摘される「あなたらしさ」」の扱いは結構難しい。 -
出版書籍について
「やりたいことをやればいい」と言われても、あなたはあなたのやりたいことを知らない – 自分らしさってなんだ?
人間は自分が何を欲望するかを知らない生き物だ -
講演・講座・イベント
自分らしさも、個性も探さなくていいー高校生に講演
今は、とにかく「あなた」に強烈な光が当てる時代だ。「あなた」にこそ揺るぎない価値がある。周りがどうこうではなく「あなた」が大切。あなたらしくあればいいのよ、と。でもそうやって「あなたらしさ」が強調されることで、余計にわからなくなることってあるよね、と思う。
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