2023年– date –
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人類学者の暮らし
女はピンクで若手は黄緑ー女だから仕事の依頼がくるということ(2)
女だから仕事がくる。 一体これとどう付き合っていけばいいのか。 【荒木優太さんの悩み】 先日、在野研究者の荒木優太さんが集英社新書から出された『サークル有害論』をめぐって対談をさせていただいた。なんとお声がけの理由の一つは、私が以前書いたブ... -
文化人類学/医療人類学
生湯葉シホさんのコロナ後遺症に関するエッセイを読んで考えた
突然だが、私はライターの生湯葉シホさん(@chiffon_06)を尊敬している。 インタビュー企画のライターさんで彼女が登場することがあるのだが、仕上がってくる原稿がどれも素晴らしいからだ。 雑多な言葉の中からエッセンスをここまで取り出し、流れる文章... -
文化人類学/医療人類学
続・ダグラス日記 ー 人類学の古典『汚穢と禁忌』を読む
メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』第2クール。講座日記です。 -
文化人類学/医療人類学
一緒に読むと『汚穢の禁忌』が楽しくなるかもしれないブックリスト
FILTR人類学講座『汚穢と禁忌』、第2クールの受講生の方が、『汚穢と禁忌』と一緒に読みたいブックリストを作ってくださいました。解説付きの選書一覧。 一緒に読むと更なる発見が増えそうな本が並んでいるので、ぜひご覧ください。 【京極夏彦】 《百鬼... -
講演・講座・イベント
保護中: FILTR人類学講座 「人類学の古典に親しむ」第2クール:レビューシート&ご返信
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出版書籍について
恩師の言葉とやるべきこと
「それは人類学ではない」、「人類学としてはちょっと...」、「引用する価値はない」といったことを自分の著作について複数の人類学者から繰り返し言われた時期がある。 わかりやすくいうと、それら言葉に私はかなり参ってしまった。 人類学は、権威性に疑... -
人類学者の暮らし
100年後も読まれる本があるとするのなら
7月22日は、『急に具合が悪くなる』を一緒に書いた宮野真生子さんの命日。 これまでの命日は、ひとりでこの本を前日から振り返っていた。でも、あれから4年経ち、どなたかと本書を語ってみたくなったため、読書会を開催することにした。 とはいえ、そう決... -
出版書籍について
人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である
人は自らが紡ぎ出した意味の網の目の中で生きる動物である 。 私の大好きな人類学者の一人、クリフォード・ギアツが『文化の解釈学』の中で述べた一節だ。 久しぶりに原著を開いて確認するとこうある。 Believing, withMaxWeber, that man is an animal su... -
人類学者の暮らし
カラス大好き
鳥は全般にわたって好きだが、カラスとか雀とかハトとか、その辺にいて、トコトコしたり、パタパタしたりしているトリは特に好き。 この人たち(トリだけど)何考えて暮らしてるんだろうとか、そんなものを飲んだら窒息死するんじゃ!とか、考えているとな... -
文化人類学/医療人類学
痛みとは何か?ー「第16回箱根ドライアイクラブ」で講演
新聞掲載の記事がご縁で、眼科医の横井則彦さん(京都府立医科大学)より、ドライアイ研究会へのお招きを受ける。ドライアイが眼科の1領域として存在することを全く知らなかったため、お話をもらった時まずそれに驚いた。なんでも日本はドライアイの研究... -
講演・講座・イベント
色々できるようになったけど、これでいいのか、ダメなのか…? -「潜福」Vol.2 刊行記念イベント@ポレポレ座
5月21日は、全国の福祉の多様なフィールドに潜りこんだ若い世代が、エッセイを寄せ合い、福祉に携わる意味や価値を表現・発信する冊子である『潜福』第2弾の刊行記念イベントにお招きを受けた。 『逃げるのススメ~磯野真穂さんと語るケアと人類学~』(... -
誤字会
「誤字しおり」が完成
誤字脱字といえば磯野のトレードマーク。 なんとそれを知ったFILTR講座参加者の有志の皆さんが、私の誤字を使った栞を作ってくださいました!(写真) 誤字ですから、「お心塚」を検索したりなんかしてはいけません。 「お心塚」の定義は、もちろん私が適当...