死生観– tag –
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文化人類学/医療人類学
生湯葉シホさんのコロナ後遺症に関するエッセイを読んで考えた
突然だが、私はライターの生湯葉シホさん(@chiffon_06)を尊敬している。 インタビュー企画のライターさんで彼女が登場することがあるのだが、仕上がってくる原稿がどれも素晴らしいからだ。 雑多な言葉の中からエッセンスをここまで取り出し、流れる文章... -
講演・講座・イベント
色々できるようになったけど、これでいいのか、ダメなのか…? -「潜福」Vol.2 刊行記念イベント@ポレポレ座
5月21日は、全国の福祉の多様なフィールドに潜りこんだ若い世代が、エッセイを寄せ合い、福祉に携わる意味や価値を表現・発信する冊子である『潜福』第2弾の刊行記念イベントにお招きを受けた。 『逃げるのススメ~磯野真穂さんと語るケアと人類学~』(... -
文化人類学/医療人類学
『汚穢と禁忌』ー難関は1章、9章、そしてゾワッとする10章
手強い1章と9章を乗り越えると、「生きるとは何か」を問う10章が待っている。/恩師・波平恵美子さん、とうとう登場 -
人類学者の暮らし
今更ながら「君の名は。」
2016年に公開された「君の名は。」を今更ながら観た。 私たちは、生まれてから今までに至る全てのことなどとても覚えていない。 思い出そうとしても思い出せないこと、覚えていようと思っても忘れてしまうこともたくさんある。 でも、その覚えていられなか... -
メディア掲載
時事問題と人類学
今年1月から共同通信が全国の地方紙に配信する「論考2022」を担当した。早いもので来月で私の担当は終わり。 -
文化人類学/医療人類学
人はいつか死ぬ
寮長さんが亡くなった。 私は博士課程に在籍していた5年間、早稲田大学の学生寮でRA(レジデント・アシスタント)をしていた。寮生の生活のサポートをする仕事である。 私がこの仕事についた理由は、ひとえにお金である。家賃・光熱費が給与の代わりとい... -
文化人類学/医療人類学
自死についてー生きることと、死ぬことの価値
今年に入ってから、私の周りで二人目の自ら命を絶つ人が出た。 警察庁のWEBサイトによれば、今年の9月までですでに1万5千人が自殺をしている。新型コロナウイルスで亡くなった人(国内)の約9倍だ。 私は別に自殺者の数の方がよっぽど多いから、感染対策...
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