人類学者の暮らし– category –
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人類学者の暮らし
「らしさ」について
おやすみ、ゆるゆるエッセイ02 私たちは、他者に対し「この人はこんな人なんだろうなあ」という想像をしながら生きています。よく知っている人ならなおさら。 だから、その想像から外れると、びっくりしてしまうのです。 磯野に対してもそうで、みんなある... -
人類学者の暮らし
髪色が金でも青でも緑でも、自分で決めたわけじゃない
私の周りにいる5人くらいの間で、いそのの右側の襟足が金髪であることが話題になっている。 しかし本日この金色は訳あって緑に変化した。しかもこの髪色の寿命はどう頑張っても1週間くらいらしく、洗ったらその場で消えるらしい。(とりあえず明日の「他... -
人類学者の暮らし
リスペクトが洗剤に見えてくる
1年前くらい前からずっと気になっていることがある。 なぜ「敬意を払う」・「尊敬する」は「リスペクトする」に変わってしまったのか。言葉は変わってゆくものだけれど、この変化はどうもしっくりこない。 初めて「リスペクトする」を使い始めたのはプロレ... -
人類学者の暮らし
いつも「たまたま」に救われる
FILTRオンライン人類学講座「他者と関わる」は第2クールも無事満員御礼となりました。 さて本日はこの講座を裏で支えてくれている二宮明仁さんについてです。 Twitterで独立します、とつぶやいた後、「ちゃんとやっていけるのか?(お金の意味で)」とい... -
人類学者の暮らし
あなたにとって世界は「大丈夫な場所」ですか?
先日ある方から“おそるおそる”一冊の本をもらった。タイトルは「キリスト教は役に立つか」(新潮選書)、著者は牧師の来住英俊さんである。 日本の面白いところの1つは「宗教」というだけでいかがわしい人扱いされることである。とはいえ、それは違うポス... -
人類学者の暮らし
4ヶ月で10万字書いたら…
7月初旬、ある専門誌への寄稿を終えたら糸が切れたように身体に力が入らなくなり、目の前に来ることをこなすだけで精一杯になってしまった。 来たメールを返して(ちょっと遅れる)、元から決まっていた仕事をとにかくこなすだけでヘトヘトになり、文字通...