「革命は足元から起こる」というのはこういうことかもしれないと思っています
De-Silo Experiment2024終了後に、久能祐子さんが仰っていた言葉。
一般社団法人De-Siloの拠点”Unknown Unknown”が神保町にオープンした。De-Siloが構想されたころから、(腰掛け)理事として関わらせているもらっている身としては、ここまで来てしまったのか、と本当に感慨深い。
そこで紹介したいのはこの1枚。写っているのは、代表理事の岡田弘太郎さんとスタートアップの資金を提供した久能祐子さん。

岡田さんは「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」選出され、編集をキーワードに多様な知を繋げて、社会に展開する活動をされてきた方。
久能さんは、京都大学で工学を専攻した後、日米で創薬事業を展開し、二つの新薬を開発、「Harvard Business School Club of Japan Business Stateswoman of the Year for 2016」など数々の賞を受賞し、Forbes誌の「アメリカで自力で成功を収めた女性50人」にも選出されている。
伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない
昨日(2月7日)のプレオープンイベントで、岡田さんと久能さんが並んで立っているのを眺め、私はひとり感動してしまった。
最近は、若いこと、新しいことが素晴らしいととにかく言われる。でもそれだけでいいのかな、と私は思う。人は歴史を生きる。その時間の流れを作るためには受け継いでいくことが必要。久能さんとは何度か私もお話しさせてもらっているが、とっても明るい口調の中に、生きてきた深みを感じさせてくれる。私よりももっとたくさん久能さんと話をしている岡田さんは、久能さんから資金を受け取っただけでなく、彼女の言葉に埋められている何かもきっと受け継いでいるだろう。
「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」という名言が私の目の前で実現されている。久能さんも誰からら火を引き継いできたはずであり、その久能さんから岡田さんに、また火が受け継がれている。受け継がれるけど、同じではない火。何て素敵なことだろう。
岡田さんと久能さんの1on1という、何もないところから生まれたデサイロ。それが社団法人となり、アーティストと研究者のコラボというDE-SILO EXPERIMENT 2024という大掛かりなイベントなどが開かれ、そしてとうとう”Unknown Unknown”というフィジカルな場所が出来上がった。
DE-SILO EXPERIMENT 2024が終わった時、それがとても素晴らしい場だったので、私はちょっと興奮気味に久能さんにメールをした。そうしたら旅行中の久能さんからお返事が返ってきて、そこには「”革命は足元から起こる”というのはこういうことかもしれないと思っています」と書いてあった。
デサイロには岡田さんだけでなく、脇を固める小池真幸さん、栗村智弘さんらのメンバー、アドバイザーの濱田太陽さん、デザイン全般を担当している畑ユリエさんなど、誰と話しても未来に伸びゆく力を感じさせてくれる。ちょっと落ち込んでいても、話しているだけで穏やかに前向きな気持ちにさせてくれるメンバーたちだ。
デサイロはこれからどこに行くのだろう。楽しみで仕方ない。
ご関心ある方、ぜひDe-Siloのイベントに参加してみてくださいね。
