在野人類学者の暮らし– category –
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必ずやってくる朝に向け朝を作ろう
去年の11月頃からだろうか。メアリ・ダグラス『汚穢と禁忌』の講座を始めたあたり、特に4章と5章を読み込んだあたりから、「必ずやってくる朝に向け朝を作る」ことをかなり意識している。 どうも私はいろいろなことを深刻に受け止めすぎる傾向があり、人... -
羽毛布団の洗濯がすごかった…
21世紀の洗濯、お玉、しゃもじなど。 -
今更ながら「君の名は。」
2016年に公開された「君の名は。」を今更ながら観た。 私たちは、生まれてから今までに至る全てのことなどとても覚えていない。 思い出そうとしても思い出せないこと、覚えていようと思っても忘れてしまうこともたくさんある。 でも、その覚えていられなか... -
熊を恐れる友人とめ
熊を恐れる友人とめ(仮名)は、都内のおしゃれな場所で生まれたシティガールである。しかし、眼光は鋭い。 思わず書いた「しかし」に、都会に生まれた女性への偏見を発見し、ぎょっとしているが続けよう。 彼女とはもう10年の付き合いになるが、先日彼女... -
言葉の向きと体の向き
色々な人の文章や発言に触れて思うのは、目に見える、耳に入る言葉とは別に、その言葉を発する人の身構えがそこに滲み出てしまうということ。 言葉を見れば、徹尾徹頭論理的で、非の打ちどころのない批判でも、批判を書いている人間の身構えが「こいつ、と... -
「頑張る」を擁護する
【風当たりの強い「頑張れ」】 この数年「頑張る」への風当たりが強い。「頑張れ」なんて言ってしまったに日は、方々から非難が飛んでくるのでは、というほどだ。 でも、改めて考えてみたい。「頑張る」はそんなにダメなのか。 確かに「頑張る」には問題も... -
033: 続けることの大切さ- 独立1年目を振り返る
知っている人はすでに知っている話ですが、私は昨年度より大学の外で研究者として活動することを決めました。活動の重要な一環として、二宮明仁さんの協力を得て始めた講座が、FILTRオンライン人類学講座「他者と関わる」です。 前回のポストで書いたよう... -
ワードとエクセルをアンインストールする
Macが「OSをアップグレードしましょう」と毎日声をかけてくれるので、catalinaからBig Surへのアップグレードを試みることに。 そしたら、「ストレージが足りなくてダウンロードできません」と言ってくるではないですか。 なので、Dropboxでスマートシンク... -
賽銭とオーバースロー
年始の明治神宮。いつもは人だかりだけど、今年はさすがに例年の半分以下といった印象。 面白かったのが、賽銭箱と人の距離がものすごい離されていたこと。 賽銭でふつう下手投げで入れるでしょ。 でも、そんなふんわりした投げ方じゃ賽銭箱には絶対に届か... -
生き残りをかけて
おやすみ、ゆるゆるエッセイ04 先日新宿を歩いていたらラーメン屋さんのこんな垂れ幕を発見。 こちらのお店、数年前はこんな暖簾を掲げていた。 このなりふり構わない感じが素敵。 去年の4月ビックカメラに行ったら、1つの階の一角がテレワークコーナーに... -
「らしさ」について
おやすみ、ゆるゆるエッセイ02 私たちは、他者に対し「この人はこんな人なんだろうなあ」という想像をしながら生きています。よく知っている人ならなおさら。 だから、その想像から外れると、びっくりしてしまうのです。 磯野に対してもそうで、みんなある... -
髪色が金でも青でも緑でも、自分で決めたわけじゃない
私の周りにいる5人くらいの間で、いそのの右側の襟足が金髪であることが話題になっている。 しかし本日この金色は訳あって緑に変化した。しかもこの髪色の寿命はどう頑張っても1週間くらいらしく、洗ったらその場で消えるらしい。(とりあえず明日の「他...
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